千 宗室家元 花園中学高等学校にて講演




  平成28年10月29日(土)、京都市右京区にある学校法人花園学園 花園中学高等学校(松井宗益学園長、福田 篤校長)の講演会が妙心寺「微妙殿」で開催され、千 宗室家元が「一期一会はそこにある」と題して講演されました。
  同校では、今年度よりグローバル時代に活躍できる人材育成を目的としたSGZ(スーパーグローバルZEN)コースが新設され、教科の枠を超えた授業の一環で、建学の精神である「禅のこころ」はもとより、日本を代表する文化として全員が茶道を学んでいます。
  家元は、日常生活のエピソードを交えながら話を進められ、「今、目の前にある一日としっかり向かい合って生きていきましょうというのが一期一会ということです。自分たちに自信をもって一日一日と向かい合ってほしいと思います」と優しく語りかけられました。




  続いて、茶道デモンストレーションが行われ、泉本宗玄業躰が裏千家学園茶道専門学校 別科外国人研修コース「みどり会」の学生による点前を解説。生徒は、飛び入りで客を体験するなど興味深く見学しました。