大宗匠、関西高校模擬国連大会にて講演




  平成27年6月16日(火)、国立京都国際会館において「第25回関西高校模擬国連大会」(主催:関西高校模擬国連大会実行委員会、北村 聡委員長)が開催され、日本国際連合協会会長で、ユネスコ親善大使を務める千 玄室大宗匠が「25周年記念 基調講演」をされました。

  大宗匠は世界各地で貧困や紛争により生活が脅かされている人が大勢いる現状や、問題解決のため国連に期待される働きについて語られ、「誰もが住みやすい世界となるよう、あなた方の若い力で変えていってください。皆さんが持つエネルギーを、心を、本当の愛を、未来のために使ってください。明日をつくるためには今が大切。あなた方が今行っている努力は将来、大きく結実すると思っております」と、集った学生達を激励し講演を結ばれました。

  「模擬国連」は参加生徒が各国の代表に扮して実際に国際会議のシミュレーションを行い、問題の解決策を考える過程を体験することで、国連や国際政治のシステムについて理解を深めることを目的としています。「関西高校模擬国連大会」は平成3年より京都外大西高等学校が中心となって開催し、英語で討議をするため高校生らの英語学習の実践と発表の場でもあります。今回は関西各地の高校、専門学校より約200名が参加しました。