千 玄室大宗匠、徳島新聞カルチャーセンター
秋季特別講座「文化講演会・シンポジウム」にて講演




  10月2日、徳島市文化センターにおいて、徳島新聞カルチャーセンター秋季特別講座「文化講演会・シンポジウム」が開催。千 玄室大宗匠が「一碗のお茶の心」と題して講演されました。講演後、大宗匠は東洋文化研究家のアレックスカー氏、徳島県知事の飯泉嘉門氏とともに「美しき日本の心」をテーマに、パネルディスカッションに臨まれました。

  大宗匠は「伝統文化を維持していくには資金が必要ではありますが、後継者を育てることも大切です。京都では高校生を対象に伝統文化を学ぶ科目を創設し、若者が興味を持てるように取り組んでいます。徳島も古い町並みや伝統文化を保存・継承していくことで、観光の中心とすることができるのではないでしょうか」と話されました。