日本青年会議所2010年京都会議
― 千 玄室大宗匠がメインフォーラムで講演と対談 ―


  1月21日から24日まで、京都市左京区の国立京都国際会館において社団法人日本青年会議所(日本JC)2010年京都会議が行われ、23日に開催されたメインフォーラムでは千 玄室大宗匠が講演および相澤弥一郎会頭との対談に臨まれました。


講演前に京都JC茶道同好会による
呈茶を受けられる大宗匠




  大宗匠は、昭和34年(1959)に日本JC第8代会頭を務められました。講演では、現役時代のエピソードや活動を通じた仲間との絆などについて語られ、「JCで鍛えられた経験が一人ひとりのバックボーンになる」と力強く述べられました。また、「先輩の言葉を謙虚に受け止めて自分の中の一灯とし、“温故知新”の精神をもって未来に羽ばたいていただきたい。互いに信じ合い『あいつのためなら』と思える人間関係を築くことができれば、皆さんにとって本当に大きな力になる。失敗を恐れずに前向きの姿勢で、世界各地のJCとともに平和な世界の実現に取り組んでください」と全国の各青年会議所理事長をはじめとする参加者に熱いメッセージを贈られました。

  講演に続いて、大宗匠と現役のリーダーである相澤弥一郎日本JC第59代会頭との対談が行われました。
  青年会議所草創期に尽力された大宗匠は相澤会頭の問いかけに応じ、明年設立60周年を迎えるJCが今後検討するべき課題やリーダーの役割などについて示唆に富んだ助言をされました。




対談される相澤会頭と大宗匠