平成20年度少年補導功労表彰式
京都市少年補導委員会創立55周年記念大会




  青少年の非行防止と健全育成を目的に地域に根ざした活動を展開する京都市少年補導委員会(会長 千 玄室大宗匠)は、全国に先駆けて昭和28年5月1日に発足し、本年、創立55周年を迎えました。

  京都市少年補導委員会ならびに京都府少年補導連絡協議会の会長を務められている
大宗匠は、9月28日、京都産業会館「シルクホール」(京都市下京区)において開催された平成20年度少年補導功労表彰式ならびに京都市少年補導委員会創立55周年記念大会に臨まれました。
  第1部「功労表彰式」では、熊崎義純京都府警察本部長と大宗匠が京都府警察本部長・京都府少年補導連絡協議会会長の連名表彰の受賞者に表彰状と記念品を贈られ、また、京都市少年補導委員会会長表彰では受賞された方々に大宗匠が表彰状と記念品を手渡されました。
  第2部「創立55周年記念式典」は、京都府警察音楽隊・カラーガード隊の軽快なドリル演奏で華やかに開会しました。
  はじめに大宗匠が「和の心〜親の子 子の親」と題して基調講演。困難な社会情勢のなか、かつては当たり前のようにあった親兄弟や友を思う明るい連帯意識が失われたいま、最も大切なのは家庭の在り方であると訴えられ、「『親と子』や『先生と生徒』など『と』に隔てられた関係ではなく、『親の子』『子の親』のように、『の』によって結ばれた『和』の関係を取り戻すために、ともに努力しましょう。皆さんのあたたかい手、あたたかい心を貸してください」と力強く呼びかけられました。
  続いて、大宗匠のメッセージを受けて「子育て・子育ち・親育ち」をテーマに少年問題シンポジウムを開催。今後の活動に向けて心をひとつにする意義深い式典となりました。




  夕刻からは京都ブライトンホテルにおいて大宗匠のご招待で55周年記念懇親会が開催され、京都市少年補導委員会本部役員と各支部の代表者が出席。和やかな歓談の輪が広がりました。