姫路城西御屋敷跡庭園
好古園開園15周年記念式典
−千 玄室大宗匠講演−


  千 玄室大宗匠は4月28日、姫路城西御屋敷跡庭園好古園開園15周年の記念式典(主催:姫路市)で記念講演をされました。




  姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」は、平成4年に姫路市制百周年を記念して造営。世界文化遺産の姫路城(国宝)を借景とし発掘調査・確認された屋敷跡遺構を生かした庭園で、約1万坪の敷地に趣きの異なる9つの庭園群から成り、中でも、茶室「双樹庵」は大宗匠が設計・監修されたものです。




  午後1時30分より姫路文学館において記念式典が行われ、姫路市関係者らが出席。主催者の石見利勝市長(淡交会姫路支部連合会会長)、来賓の西田啓一市議会議長の挨拶の後、大宗匠が登壇されました。
  大宗匠は「即今今日」と題して講演され、開園15年に寄せて一層の茶道普及を説かれました。




  当日、茶室「双樹庵」には播磨支部が、「潮音斎」には西播磨支部がそれぞれ釜を懸けたほか、講演会場の文学館には播磨・西播磨支部4青年部が茶席を設け、参加者らをもてなしました。


濃茶席「双樹庵」(播磨支部担当)薄茶席「潮音斎」(西播磨支部)


青年部席にて