中近東文化センターにて講演会
〜千 玄室大宗匠〜




  千 玄室大宗匠は、4月16日、東京都三鷹市にある(財)中近東文化センター付属三笠宮記念図書館が主催する特別講演会の講師を務められました。
  同図書館は、中近東を中心とする学術的に貴重な書籍を多数収蔵する専門図書館で、財政難に陥った時に三笠宮殿下の御尽力により本の離散を免れた経緯があり、その御名を戴いているとのことです。




  講演には、三笠宮祟仁親王殿下・同妃百合子殿下の御臨席を賜り、また当日は雨天にもかかわらず会場の大講堂は満席、入場できなかった参加者は多目的ホールにてスクリーンを通して聴講しました。

  大宗匠は、「茶道のこころ」と題して講演を進められ、歴史的にみた茶文化や禅宗との関係など縦横に論を展開、予定時間を上回るほど熱のこもった講演会となりました。