ブラジルのリオデジャネイロ州知事が来庵
〜千 玄室大宗匠が一碗でおもてなし〜




  外務省の「オピニオンリーダー招聘計画」により日本訪問中のブラジル連邦共和国リオデジャネイロ州のセルジオ・カブラル州知事夫妻が、3月15日に今日庵を訪問、千 玄室大宗匠が一碗を呈されました。
  今年は日本ブラジル移民100周年にあたり、リオデジャネイロ州のブラジル日本人移民100周年祭・日伯交流年記念事業委員会名誉総裁でもあるカブラル州知事は記念行事の皮切りとして訪日されたもの。
  午前9時過ぎ、カブラル州知事夫妻は随員と共に今日庵兜門前に到着。
 大宗匠は今日庵兜門前にて、知事を迎えられ、自ら茶室・咄々斎へ案内されました。



知事の質問に答えられる大宗匠


  大宗匠が点じられた一碗を、カブラル州知事は味わい深く頂かれました。大宗匠が、かつてブラジル訪問をされ、リオデジャネイロ州の名誉州民であることを紹介されると知事も喜ばれ、茶室が大変和やかな雰囲気となりました。その後、知事は茶道に関して様々な質問をされ、日本の伝統としての茶道を大いに満喫されたようでした。


リオデジャネイロ名誉州民証