内閣府主催「第30回 東南アジア青年の船」
参加青年、東京道場にて茶の湯研修




  さわやかな秋晴れに恵まれた10月15日、内閣府国際青年交流事業の一つ「第30回東南アジア青年の船」のアセアン各国参加青年が、裏千家東京道場に於いて茶の湯の体験研修を行いました。東京に参集したアセアン11ヶ国(インドネシア・カンボジア・シンガポール・タイ・マレーシア・ミャンマー・フィリピン・ブルネイ・ベトナム・ラオス・日本)の青年32人は、 ホームステイなどを含む国内研修を一週間にわたって実施。都内での課題別視察の一つとして毎年茶の湯の体験研修が行われ、日本の伝統的文化に触れるものとして多くの参加があります。


全員に呈茶 茶英会による英語での指導


  同日午後3時半、一行は裏千家東京道場に到着。「翔鵬の間」にて、業躰部・茶英会による薄茶点前のデモンストレーションを見学し、全員が一服。続いてお茶の点て方と客の作法を指導する時間が設けられました。参加青年の中には茶筅を振って自ら点てたお茶を茶英会のメンバーに呈する場面も見られ終始和やかな雰囲気での研修となりました。


点前座に座る参加者