ブルネイ招聘青年が茶の湯研修




  10月1日、外務省の海外青年招聘事業参加のブルネイ青年4名が東京道場を訪れました。この招聘事業は、日本の外務省が将来各界で指導的立場につくと目されるブルネイの優秀な青年を選抜し日本に招聘し、日本各地の産業、文化施設の視察等を通じて日本に対する理解の促進をはかるもの。一行が日本文化に触れる機会、特に茶道の実習を強く希望し、今回の来庵となりました。
  午前10時、裏千家東京道場に到着した一行は、 業躰部・茶英会の出迎えを受け、茶室「翔鳳の間」へ。坐忘斎千 宗室家元の軸「松風無限傳千古」が掛けられた茶室にて一碗を喫しました。 茶道の作法、心得等について、一行より興味深げな質問があり、また仲間同士でも茶を点て合うなどして終始和やかな雰囲気で、 予定の時間を大幅に超過する滞在となりました。


今回訪問のブルネイ側出席者は ブルネイ外務省政策第一局分析官モハマド・バハリン氏、文化青年スポーツ省事務官アフェロ・エスワンディ氏ら4人


茶英会による英語での作法指導