千 玄室が語る 茶の楽しみ」


著者:千 玄室大宗匠
ランダムハウス講談社刊
四六判186頁
定価1,300円(税別)
ISBN4-270-00018-X





  茶道は点前作法一つひとつに意味があり、稽古すること自体が修行であって、その結果、各人独特の「風流」が身につき、自己を研鑽し高めていく楽しみを味わうことができるということを、千 玄室大宗匠がわかりやすく説かれています。
  また、家族や友人との思い出、財界の大茶人たちとの忘れ得ぬ出会い、茶道具について等々…汲めども尽きない話題を、大宗匠の人柄あふれる語り口で展開されています。
  茶会は亭主と客とが互いを思いやり、心を交わす場であり、その賓主互換の哲学は、茶道が人と人を結び合う総合芸術であることを教えてくれます。グローバル化の時代であればあるほど、必要となる日本文化の大切なエッセンスが詰まった一冊です。
  どうぞご覧ください。




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