令和3年10月30日(土)、京都府立医科大学茶道部（阪田宗弘後援会長）の創部75周年記念祝賀会が京都ホテルオークラにて開催され、千　宗室家元が講演をされました。同大学茶道部は井口海仙宗匠のご指導により創設した歴史ある茶道部で、現在も多くの学生が稽古に励んでいます。
 祝賀会には、吉村 学名誉教授（前茶道部後援会長）、竹中 洋学長らが出席され、池谷 博茶道部顧問（京都府立医科大学大学院教授）から開会の挨拶がありました。

講演に臨まれた家元は、「学問の傍ら茶道のお稽古を頑張ってこられた皆さん方には、これから先も本番の毎日が続きます。すべての日に感謝をしてください。明日という本番、明後日という本番を生きていくことで一期一会の気持ちを持ち、人を敬い、要らないものを捨て、その中で和敬清寂の心を身につけられることを期待します」と語られ、参加した茶道部ＯＢ、現役部員学生は熱心に聴き入りました。