富山支部創立80周年記念式典




  令和3年6月16日(水)、富山国際会議場メインホールにて、千 玄室大宗匠が出席になり富山支部創立80周年記念式典が開催されました(主催:富山支部 新田八朗支部長)。
  来賓として、淡交会参事・北陸地区地区長・石川支部支部長の小田禎彦氏、北日本茶会会長・北日本新聞社代表取締役社長の駒沢信雄氏、富山縣護國神社宮司の栂野守雄氏が出席、新型コロナウイルス感染症対策のもと支部内役員会員の参加人数を絞って執り行われました。

◇記念式典
  午後3時30分より富山国際会議場メインホールにて開会。
  主催者を代表して、新田支部長(富山県知事)が挨拶、その後大宗匠と小田地区長から祝辞がありました。
新田支部長挨拶


小田地区長


◇功労者表彰
  続いて、永年に亘り裏千家茶道の普及発展に、献身的に寄与されました方々に新田支部長より表彰状が授与されました。


◇特別記念講演
  大宗匠による記念講演では、海軍時代の戦友の森丘哲四郎氏や、自身の兄弟子である盛永宗興老師が富山出身であることから、富山への思いの深さを話されました。また、「日本人は古来より『間』を大切にしてきたが、最近では失われつつある。間を大切にすることは、自らが一歩下がり、己を顧みること。その心があれば争いごとも起きず、茶道をもって和やかな、そして穏やかな心を養ってください」と締めくくられました。

  講演会後、笹山和紀副支部長から御礼の挨拶があり、閉会いたしました。また翌日には市内の富山縣護國神社に於いて、大宗匠ご奉仕による献茶式が執り行われました。