佐賀支部創立75周年・青年部創立50周年記念大会




  平成30年10月13日(土)・14日(日)、佐賀県佐賀市において佐賀支部創立75周年・青年部創立50周年記念大会が開催され、千 宗室家元が出席されました(主催:佐賀支部 村岡安廣支部長、佐賀青年部 山崎聡子部長)。
  来賓として佐賀県知事の山口祥義氏(佐賀支部顧問)、衆議院議員で佐賀支部顧問の原口一博氏、今村雅弘氏、大串博志氏、岩田和親氏、古川 康氏、参議院議員で佐賀支部顧問の山下雄平氏、福岡資麿氏、九州地区名誉地区長の後藤豊彦氏(博多支部名誉支部長)、九州地区長の石原 進氏(博多支部顧問)はじめ、九州地区内からの役員・会員など同門社中約550名が集いました。
  佐賀支部は、昭和18年11月に井口海仙宗匠を迎え、称念寺において結成式を挙行。また、同42年に青年部が発足しました。以来親子が一体となり歩みを進め、今回親支部・青年部が合同で周年行事を執り行うこととなりました。


◇記念式典
  午後2時15分より、マリトピアにて開催。
  開会にあたり、村岡支部長が主催者代表挨拶。続いて、御家元、原口衆議院議員、石原地区長からの祝辞がありました。  


村岡支部長挨拶 原口議員祝辞


石原地区長祝辞


  続く功労者表彰では永年にわたり支部・青年部の運営に尽力されてきた歴代幹事長と歴代青年部長に村岡支部長より感謝状が贈られました。


支部功労者表彰:中尾宗愛氏、西田宗憲氏、月形宗誠氏、中野宗里氏


青年部功労者表彰:代表 西原 章氏


◇講演
  記念式典に続いて、家元の講演が行われました。
  家元は、「茶席で掛けられるお軸の一つに『日々是好日』ということばがあります。過去を悔やまず、未来に望みをたくさず、今を生きるという意味として説明されます」と話され、「それでは、『今を生きる』とはどういうことか。感謝すること、助け合うこと、相手に気を配ってあげること、この一つひとつのことにしっかり向き合っていくことが『今を生きる』ということなのではないでしょうか」と語りかけられました。




◇懇親会
  午後4時より懇親会を開催。開会に先立ち佐賀県出身の奏者、北原香菜子氏による薩摩琵琶が披露されました。山崎部長の主催者挨拶に続いて家元、後藤名誉地区長の来賓挨拶。川越宏樹九州地区副地区長(参事・宮崎支部支部長)による乾杯の発声が行われました。また、今村衆議院議員、山口知事も懇親会途中からご出席、祝辞を述べられるなど参加者は家元を囲んで、和やかに懇親を深めました。


薩摩琵琶 演奏 山崎部長挨拶


後藤名誉地区長祝辞 川越副地区長による乾杯の発声


今村議員祝辞 山口知事祝辞


  最後に、林田邦彦九州地区副地区長(久留米支部支部長)による挨拶で締めくくられました。

林田副地区長挨拶


◇呈茶
  大会期間中、濃茶席(佐賀支部担当)、薄茶席(佐賀支部担当)、立礼席(佐賀青年部担当)が同ホテルに設けられ、参加者は佐賀の文化と歴史に触れながら各席で心尽くしの一碗を楽しみました。


【濃茶席】 佐賀支部担当



【薄茶席】 佐賀支部担当



【立礼席】 佐賀青年部担当



お菓子「二、二んが五」 佐賀に所縁のあるお菓子に因んで