三次支部70周年・青年部50周年記念大会




  平成29年9月2日(土)、広島県三次市において三次支部70周年・青年部50周年記念大会が開催され、千 宗室家元が出席されました(主催:三次支部 奥田卓三支部長)。
  来賓として三次市長の増田和俊氏、庄原市長の木山耕三氏、衆議院議員の平口 洋氏(広島第一支部顧問)、理事の橋本宗利氏(広島第二支部長)、中部中国地区長の奥原信也氏(広島県議会議員・参事・呉支部長)、日展理事長の奥田小由女氏はじめ広島県内外より、役員・会員など同門社中約700名が集いました。
  三次支部は、昭和22年より呉支部三次支所として活動をはじめましたが、同39年に独立し発会式を挙行。また、同42年に青年部が発足しました。以後は支部の組織を強化するとともに支部・青年部が協力して発展拡充を遂げ、今回合同で周年行事を行うことになりました。

◇記念式典
  午後1時50分より、三次市民ホールきりりにて開催。
開会にあたり、奥田支部長、山崎清子青年部長が主催者代表挨拶。続いて家元、増田三次市長、奥原地区長からの祝辞がありました。


奥田支部長挨拶 山崎青年部長挨拶


増田市長祝辞 奥原地区長祝辞


◇講演
  記念式典に続いて、講演が行われました。
  家元は、「利休居士が仰ったように茶の湯で一番大切なことは慎み深くおごらぬさま、自分の中で相手の弱いところを探さないということです。心を豊かにするのに薬はいりません。相手の良いところを見つけようと心を向ける努力を繰り返していればサプリメントのような役目を果たしていくはずです」と語りかけられました。




◇懇親会
  午後4時より会場をグランラセーレ三次に移して懇親会を開催。吉岡広小路三次支部顧問(三次市議会議員・元三次市長)の主催者挨拶に続いて家元が挨拶。
  岸田裕子氏(衆議院議員岸田文雄氏令夫人)、木山耕三庄原市長より祝辞、橋本理事による乾杯の発声が行われました。参加者は家元を囲んで、和やかに懇親を深めました。

吉岡顧問挨拶 岸田氏祝辞


木山市長祝辞 橋本理事による乾杯の発声


  最後に、明山晃映三次支部副支部長による挨拶で締めくくられました。




◇呈茶
  式典に先立ち、三次市民ホールきりりには濃茶席(支部担当)、立礼席(青年部・学校茶道担当)が設けられ、参加者に一碗が呈されました。


濃茶席 立礼席


  学校茶道の参加校は、県立日彰館高校、県立三次高校、県立庄原実業高校、三次市立吉舎中学校、三次市立甲奴中学校、三次市立十日市中学校の皆さん。