北九州支部創立80周年・北九州青年部創立55周年記念大会




  令和3年4月25日(日)、北九州市において淡交会北九州支部創立80周年・北九州青年部創立55周年記念大会が新型コロナウイルス感染症対策を徹底して開催され、千 宗史若宗匠は京都よりリモートにて出席されました(主催:北九州支部 大迫益男支部長、青年部 米村英利子部長)。
  来賓として福岡県知事の服部誠太郎氏代理、福岡県人づくり・県民生活部部長の德永吉之氏、北九州市長の北橋健治氏(支部顧問)、九州地区地区長の石原 進氏(博多支部支部長)はじめ、地区内各支部役員・会員が参加しました。
  北九州支部は、昭和16年に淡々斎家元を迎え小倉八坂神社にて結成式を挙行、現在の北九州市と下関、直方、飯塚を含めた支部でしたが、戦後の進展に伴い地域ごとに分割・発展を遂げ、現在は小倉を中心に活動を展開しています。
  また青年部は昭和42年に結成、同年に発会式が挙行されました。以来親子が一体となって歩みを進め、今回支部・青年部が合同で周年行事を執り行うこととなりました。


◇記念式典
  午前10時よりリーガロイヤルホテル小倉にて開催。
  開会にあたり、大迫支部長、米村部長が主催者代表挨拶。続いて、德永部長、北橋市長、石原地区長から祝辞がありました。

大迫支部長挨拶 米村部長挨拶


德永部長祝辞 北橋市長祝辞


石原地区長祝辞


◇功労者表彰
  続いて、支部・青年部の発展に永年尽力された歴代支部役員、青年部部長へ大迫支部長と米村部長より表彰が行われました。




◇若宗匠ご挨拶
  若宗匠が京都よりリモート中継にてご挨拶されました。
  若宗匠は「世の中の当たり前が当たり前でなくなってしまい、茶の湯の世界も変わらざるを得ない部分が出てきています。変わることをポジティブに捉え、茶の湯を愛好する人たちとともに今後の茶の湯の形を模索していきましょう」と述べられました。




  最後に増井宗榮 幹事長よりコロナ禍の中、関係各位の協力により周年行事が実施出来たことへの感謝のことばがあり、記念式典が終了しました。




◇記念茶会
  前日には、若宗匠参席のもとリーガロイヤルホテル小倉に濃茶席(名誉師範担当)、薄茶席(支部長・幹事長担当)、薄茶席(青年部担当)がそれぞれ設けられ、参加者は今の時代に適した密を避ける工夫がなされた茶席で心尽くしの一碗を楽しみました。 


【濃茶席】 名誉師範担当


【薄茶席】 支部長・幹事長担当


【薄茶席】 青年部担当