鹿児島支部創立75周年記念大会




  平成31年3月16日(土)・17日(日)、鹿児島市において鹿児島支部創立75周年記念大会が開催され、千 宗室家元が出席されました(主催:鹿児島支部 島津修久名誉支部長、島津忠裕支部長)。
  来賓として鹿児島県知事の三反園 訓氏(鹿児島支部顧問)、鹿児島市長の森 博幸氏(鹿児島支部顧問)代理、鹿児島副市長の松永範芳氏、九州地区名誉地区長の後藤豊彦氏(博多支部名誉支部長)、九州地区長の石原 進氏(博多支部顧問)はじめ、九州地区内からの役員・会員など同門社中約500名が集いました。
  鹿児島支部は、昭和19年に、西本願寺別院において結成式を挙行。以来、県や市と連携し地域社会への貢献や後継者の育成に尽力しています。



◇記念式典
  午後3時より、城山ホテル鹿児島にて開催。
  開会にあたり、島津支部長が主催者代表挨拶。続いて、家元、松永副市長、石原地区長からの祝辞がありました。

島津支部長挨拶 松永副市長祝辞


石原地区長祝辞


  続く功労者表彰では、永年にわたり支部の運営に尽力されてきた歴代幹事長に島津支部長より感謝状が贈られました。

中重宗妙氏(代理) 花元宗作氏


◇記念講演会
  記念式典に続いて、家元の記念講演が行われました。
  家元は、「亭主をする際、点前座からだけでなく、客座からの風景を見てください。人は知らない間にどこかで自分本位になってしまっています。人の持っている価値観はそれぞれ違うということに気付くことで、初めて相手と歩み寄ることができるのではないでしょうか」と語りかけられました。



◇祝賀懇親会
  午後5時より祝賀懇親会を開催。開会に先立ち弦楽四重奏が披露されました。島津名誉支部長の主催者挨拶に続いて家元、三反園知事の来賓挨拶。後藤名誉地区長による乾杯の発声が行われました。参加者は家元を囲んで、和やかに懇親を深めました。

弦楽四重奏演奏 島津名誉支部長挨拶


三反園知事祝辞


後藤名誉地区長による乾杯の発声


  最後に、沈 壽官副支部長をはじめ、岩田英明、岩元修士、森 裕之の各副支部長による中締めの挨拶で締めくくられました。



◇呈茶
  大会期間中、仙巌園秀成荘に濃茶席、薄茶席が設けられ、参加者は心尽くしの一碗を楽しみました。

【濃茶席】 鹿児島支部担当


【薄茶席】 鹿児島青年部担当