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第2号(平成23年9月15日配信)

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坐忘斎家元を囲むつどい in YOKOHAMA 呈茶席
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  9月4日、横浜市のパシフィコ横浜において「坐忘斎家元を囲むつどいin YOKOHAMA」が開催(詳細は淡交タイムス10月号)。本号では横浜支部四青年部担当の呈茶席の模様をお届けします。
  席のテーマは“開港の地・横浜”。横浜の港都・洒凡・はまなみ・ぴあの四青年部合同の席は横浜らしさに溢れ、床には坐忘斎家元筆の「国光輝四海」が掛かりました。また、関東地区大会の濃茶席で使われる予定だった家元作の茶杓「大魁」が取り合わされるなど、親支部・青年部がともに横浜の魅力を伝える席となりました。お菓子は横浜の灯台を模した「はーばーらいと」、数茶碗の「南蛮図」は開港当時の西欧人に対する好奇心あふれる構図で趣を添えました。席中で特に目を引く「色絵開港図」の水指は親しい作家の方に今回のために描き下ろしてもらったとのこと。かもめの蓋置とともに点前座を鮮やかに彩りました。参加者は横浜の街並を歩くように、心尽くしの一碗を楽しみました。

色絵開港図 かもめ蓋置

赤レンガ倉庫やベイブリッジ、南蛮図など多彩な一碗が呈されました

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メルマガ支部通信
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祇園祭協賛「ふれあい茶会」
筑豊支部 麻生太郎支部長(元内閣総理大臣)

来席された麻生太郎支部長を囲んで

  7月15日、飯塚祇園山笠の追い山当日に合わせて「ふれあい茶会」をイイヅカコスモスコモン展示場において開催。追い山参加者はじめ約1400名の方々に、熱い心と元気あふれる一碗を味わっていただきました。麻生太郎支部長、中野利美副支部長も来席され、参加者と共に一碗を喫されました。顧問の齋藤守史飯塚市長は開会後すぐにお見えになり、一碗を楽しまれた後、法被に着替え、祭りのクライマックスである「追い山」に向かわれました。また、今回の茶席は「日本全体がともに支えあい頑張っていこう」との思いを込めた設えで、多くの方から寄せられた浄財を東日本大震災の義援金として飯塚市に寄付させていただきました。


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10月の予定
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2日(日) 宇治興聖寺献茶式・呉支部70周年・青年部60周年記念行事
4日(火) 靖国神社献茶式・第32回秋期研修会〜6(木)
5日(水) 東日本大震災復興祈願 塩釜神社献茶式
6日(木) 石清水八幡宮献茶式・第2回淡交会公益法人制度改革検討委員会
7日(金) 大聖院献茶式
9日(日) 沖縄支部50周年・青年部45周年記念行事
13日(木) 明治神宮献茶式
14日(金) 清龍院玄中宗淡居士祥当命日
15日(土) 第43回四国地区大会(主管 徳島支部)〜16(日)・第31回国際茶会
16日(日) 成田山大阪別院献茶式
19日(水) 鶴岡八幡宮献茶式
21日(金) 多賀大社献茶式
23日(日) 第4回茶道文化検定
24日(月) 伏見稲荷大社献茶式
25日(火) 大燈国師675年忌寶林寺献茶式・総持寺開創100年献茶式
29日(土) 第13回「和合の茶会」(於 奄美大島)〜30(日)・第26回国民文化祭「京都大徳寺茶会」〜30(日)
30日(日) 天龍寺開山忌献茶式


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