徳島支部青年部50周年
現行青年部15周年記念大会
千 玄室大宗匠講演



  徳島支部青年部50周年と現行青年部15周年にあたる本年、9月8日・9日の両日、徳島市内渭水祥雲閣と徳島プリンスホテルを会場に記念大会を開催。千 玄室大宗匠が記念講話をされ、節目を祝いました。

  8日は渭水祥雲閣において記念茶会が行われ、濃茶席(徳島支部担当)と薄茶席(青年部連絡会担当)の二席が設けられ、歴代家元ゆかりの道具が取り合わされ、華やかな祝意に満ちた席作りで、和やかに一碗が呈されました。

濃茶席


薄茶席

  午後5時からは徳島プリンスホテルで懇親会が開催。大宗匠はじめ、来賓として徳島県知事・飯泉嘉門氏、徳島市長・原秀樹ご夫妻、新居浜支部支部長・嶋田米太郎氏、徳島支部特別顧問・村崎正人氏ら多くの親支部役員・会員、青年部会員そして学生ら約450人が出席。ご当地の阿波踊りも繰り出してにぎやかに記念大会を盛り上げました。


飯泉知事より祝辞 原市長より祝辞


村崎氏(徳島文理大学理事長)より乾杯のご発声




  9日は、午前9時より式典が行われ約500人が参加。
  徳島支部青年部連絡会の香川武司代表、徳島支部の坂田雄幸支部長より半世紀を経た青年部活動への感謝を込めた挨拶の後、大宗匠、小池正勝衆議院議員(徳島支部顧問)より祝辞をいただきました。


香川連絡会代表より挨拶 坂田支部長より挨拶


  引き続いて、大宗匠による記念講話。大宗匠はご自身の戦争体験や日本国連親善大使の経験を交え、グローバルな視点の必要性を強調、「青年部会員の諸君にこそ、茶道を通じて人類の平和のために互いに手を差し伸べ合う心を持ってほしい」と話されました。




  講演後、参加者代表から「茶道に期待すること」についての意見発表があり、大宗匠が総評として、今後の青年部活動への期待を述べられました。