淡交会宇部支部ときわ青年部45周年記念大会

  11月10日(土)・11日(日)の両日、宇部72アジススパホテルにおいて社団法人茶道裏千家淡交会宇部支部ときわ青年部(宮本宗弘部長)の「青年部設立45周年記念大会」が開催されました。
  宇部支部青年部の設立は1957年4月で、呉・広島・三重の各支部青年部に続いて全国で4番目。1969年の第2回全国大会では優秀支部表彰を、1985年の第7回全国大会では修練部門での表彰を受けています。そして、1993年には規模の適正化と時代に即応した青年部組織への見直しが行われ、現行の「ときわ青年部」が設立されました。(この名称は宇部市にある「ときわ湖」にちなんでいます)
ときわ青年部に移行してからも諸先輩の築かれた歴史と伝統を継承しつつ、新世紀に相応しい新しいチャレンジを続けています。
  今回の記念大会は、来賓には藤田忠夫 宇部市長、衆議院議員 淡交会西中国地区長の林 義郎氏、衆議院議員 淡交会西中国地区顧問の河村建夫氏、参議院議員 淡交会特別参事・周防支部長の松岡満壽男氏を迎えて盛大に開催。行事は式典、中原中也記念館の福田百合子館長による「心と形−表現ということ−」と題する記念講演そして懇親会と青年部の祝典に相応しい行事となりました。


記念式典で挨拶を述べる宮本部長 功労者表彰  永年ありがとうございました


懇親会で紹介される歴代青年部部長 締めくくりは全員で万歳三唱





  記念茶会
  11日は記念茶会で、濃茶席(親支部担当)、薄茶席(青年部担当)、香煎席(宇部支部知新会―青年部OB会―担当)の3席が設けられました。特に、薄茶席の床には、今回のために千 宗之若宗匠が染筆された色紙「萬物生光輝」が掛かり、席の随所で"45周年記念"を取り入れた趣向がみられ、300名の喫客は秋の一日を満喫していました。


記念茶会(濃茶席−宇部支部担当) 記念茶会(薄茶席−ときわ青年部担当)