第40回記念東海ブロック研修会
千 宗室家元講演




  9月9日、愛知県名古屋市の東海テレビにおいて、第40回東海ブロック研修会が開催され、千 宗室家元が講演されました。式典には来賓、親支部役員、青年部OB、青年部会員、大学生など640名が参加。
  これまでの青年部活動の歴史を振り返り、節目となる研修会を祝い、また今後の活動に期待を寄せました。今回の記念行事は、主催が東海地区、主管が東海ブロック、担当が愛知第三支部青年部連絡会と地区・支部・青年部が一体となった大会となりました。


富田和夫東海地区長 日比賢昭愛知第三支部長


松野 裕 東海ブロック長


  式典後、野崎康生氏が「茶道具、道具という名の美術品」をテーマに講演、また、東海ブロックの活動報告ではスライドを用いて、これまでのブロックの歩みを振り返りました。

  続いて家元の講演会では、「優しい茶人を目指そう」など、若い年齢層にも分かりやすく話され、永嘉大師の「行もまた禅、坐もまた禅」という言葉にふれ、特別な修行ではなく日常の生活の中で自分を磨くという事を心掛けて欲しいと参加者を激励されました。




  講演後は名古屋東急ホテルに会場を移し、家元と大学生のつどいの場がもたれました。学生代表2名よる昨年開催の第14回青年部全国大会に参加しての感想発表があり、その後、学生からの質問に家元が答えられ、参加した学生には緊張の中にも新しい発見や学びがあり、充実した一時となりました。


「家元と学生のつどい」


  夕刻からの懇親会には520名が参加、池田周弘知新会代表の乾杯によりなごやかな会が始まり、40周年の節目を祝いました。




  また、懇親会会場前には東海ブロック39青年部が作成した「青年部正会員募集ポスター」が展示。この研修会を機会に会員増加の意識を高めようというブロックの思いが感じられました。


ポスター展示


  式典前には、東海テレビの式典会場前のロビーにて愛知第三支部青年部連絡会の方々、そして愛知第三支部の県立高等学校(武豊高校・日進高校・猿投農林高校・大府東高校)の生徒の皆さんが担当し参加者を一碗でもてなしました。