堺青年部50周年記念行事




  平成28年3月13日(日)、大阪府堺市の南宗寺において、堺青年部50周年記念行事が開催され、伊住禮次朗様が出席されました。

  堺青年部は、昭和41年に行われた地区大会において青年部発会式を併催し、茶道の歴史的な気風を有する堺の地に発足しました。平成6年からは和泉・大仙の2青年部に分かれて活動。そして平成25年の青年部新体制移行からは堺青年部として活動しています。


◇記念式典
  午後0時より、南宗寺にて式典を開催。
  南宗寺の田島碩應老大師、堺市副市長の狭間恵三子氏、堺支部支部長・特別参事の辻尾卓也氏、堺支部副支部長の中尾 達氏をはじめ多くの来賓、堺支部の役員・会員、青年部卒業者、また近畿第二ブロック内から青年部会員が集いました。
  式典では、嶋田美知代 堺青年部部長による主催者挨拶に続いて、田島老大師、狭間副市長、辻尾支部長、中井宗英堺支部幹事長の祝辞と続きました。


嶋田部長 挨拶


田島老大師 祝辞 狭間副市長 祝辞


辻尾支部長 祝辞 中井幹事長 祝辞


歴代部長紹介


◇講演
  午後0時30分より、伊住禮次朗様による「堺と茶の湯」と題した講演が行われました。「さかい利晶の杜」の千利休茶の湯館(名誉館長:千 玄室大宗匠)開設に向けた堺市学芸員としての活動を端緒に、中世より国際的な貿易都市として栄えた堺と茶の湯のかかわり、茶の湯の広がりと変遷、「若き日の利休」の話も含め多岐にわたる内容でした。



◇お茶席
  式典前には堺青年部による薄茶席が設けられ参加者に一碗が呈されました。