こども茶道教室 |
茶道を通して挨拶の大切さ・お互いを思いやる心を伝えたい |
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東京第二西支部 音無青年部 http://www.geocities.jp/otonashi_seinennbu/ |
文化庁委嘱 財団法人伝統文化活性化国民協会「伝統文化こども教室」事業として東京都北区教育委員会の後援、北区立赤羽文化センターの協力のもと、6月5日から12月18日まで全15回の「こども茶道教室」を開催いたしました。 募集案内は、区内の各家庭に配付される北区発行の「北区ニュース」に掲載いただき、定員を6名上回りましたが、小学校1年生から中学3年生までの応募者21名(男子5名・女子16名)全員が受講することになりました。 講師は青年部会員5名が各回交代で務め、お辞儀の仕方・お茶とお菓子のいただき方などの茶道の基礎から、割稽古・盆略点前と順次指導し、年中行事をはじめとする日本文化や挨拶の大切さ、お互いを思いやる心などの茶道の良さを伝えるよう努めました。 また、外部講師をお迎えし、「和菓子つくり」や「古帛紗つくり」の各講座を開講、特別行事として文化センターこどもひろばに参加し「こどもチャレンジ茶会」も開催いたしました。最終日にはご家族の方をお客様にお招きして「卒業茶会」を開催。こどもたちが交代で亭主・半東・お運びを務め、お茶を差し上げました。 こどもたちも最初はぎこちなく、慣れない正座やお稽古にとても緊張した面もちでしたが、回を重ねる毎にお稽古場の雰囲気も和やかになり、私たちの想像を遙かに超える熱心さで、最終日にはほとんどの子どもが盆略点前をできるようになりました。最後に、関戸部長からひとりひとりにお家元からの奨励証を手渡し、今後もお茶を楽しんでほしいと激励いたしました。 いきいきと茶道と取り組むこどもたちの姿には教えられることが多く、特に「こどもチャレンジ茶会」での活躍は目をみはるものがあり、お茶を楽しむ心をあらためて感じさせられました。 感想文の中には「お茶・お菓子がおいしかった」だけではなく「お茶を習ってあらためて思った事は、私たちにはすてきな四季があるということです。本当に日本に生まれてきてよかったなぁと思いました。『一期一会』を忘れないで小さな事も大切に思える人になりたいです」(小3女子)と書いてくれた子もおり、一同感激するとともに伝統を次の世代に伝えることの重さをひしひしと感じました。 また、青年部会員にとっても普段は受け身であるばかりの茶道と積極的に向き合うことができた今回の茶道教室は貴重な体験であり、今後の青年部活動を考える上において大変有意義なものとなりました。 |
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11月21日(日) | こどもチャレンジ茶会 北区教育委員会主催文化センター子どもまつりにて学校茶道との合同行事として4回目の参加をしました。 今回は「こども茶道教室」に参加している子どもたちによる盆略点前で会場にいらした子どもたちや保護者の方々にお茶をさしあげました。 埼玉大茶道部の方々にも大いに頑張っていただき今回も大勢のお客様に楽しんでいただきました。 |
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