「第23回裏千家西中国ブロック親子ジャンボリー」

大きな自然とたくましく友情の輪を広げよう

裏千家淡交会青年部西中国ブロックよりの報告

  8月17日(土)、18日(日)の両日、淡交会青年部西中国ブロック(後藤孝一ブロック長)は、山口県阿武郡阿東町にある山口県十種ヶ峰(とくさがみね)青少年野外活動センターにおいて『第23回裏千家西中国ブロック親子ジャンボリー』を開催しました。
  この行事は、大自然とのふれあいの中で、お茶を通じて友情・協力・奉仕の心を育むことを目的としています。
  当日は心配されていた台風もそれて、山口県内各地から総勢120名が集いました。


子どもたちの呈茶 開村式(片山宗恒氏挨拶)


  主管をした淡交会山口支部山口青年部の呈茶席では、少しでも涼を感じられるよう、地元十種ヶ峰の湧き水を使い、水の絵を描いた簾をかけるなどの趣向をこらしました。またお運びは小学生が担当し、大変かわいらしいと参加者は顔をほころばせました。
  開村式では、西中国地区委員長・淡交会参事補の片山宗恒氏、山口支部幹事長の山野宗貴氏、山口支部青年部育成委員会の高橋宗信副幹事長、同じく育成委員会の山中宗美氏、竹内宗智氏にご出席いただきました。
  その後、各自のゼッケンや班旗を作った後、幼児から中学生まで、年齢別に分かれて各青年部の指導のもと、マナー教室を開催しました。


小学校中学年対象のマナー教室 中学生対象のマナー教室


  夕食はバーベキュー。大勢で食べると大変美味しく、余分をみて用意した肉もあっという間になくなりました。
  一日目の締めくくりとなったキャンプファイアーでは、「自然に優しく」ということで、薪を直接地面に組まず、台車の上に組み、子どもたち全員に松明を持たせて「神様の火」の分火をした後、フォークダンスやジャンケンゲームで盛り上がりました。


バーべキュー美味しかった ゲームの相手を求めて大移動


  二日目は早朝7時から、十種ヶ峰登山をしました。天気が良ければ日本海の島々まで見ることができるのですが、あいにく台風の余波でガスが出て素晴らしい景色を見ることはできませんでしたが、何とか山頂まで登ることができ、心地よい汗をかくことができました。
  登山の後はレクリエーションとして呈茶を行いました。昨日のキャンプファイヤーをイメージした大学生による折り紙が好評でした。
  昼食のそうめん流しを楽しんだあと、各班に分かれてジャンボリーの思い出を「壁新聞」に記し、それをバックに記念撮影を行いました。
  閉村式では、子どもたちは参加記念の下敷をいただき、たくさんの思い出を胸に各自帰路につきました。


十種ヶ峰山頂
ガスの中から「ハイ、チーズ!」
そうめん流し