宮城青年部設立50周年記念大会




  平成28年7月2日(土)・3日(日)、宮城県仙台市において宮城青年部設立50周年記念大会が開催され、千 宗室家元、伊住公一朗様が出席されました。
  来賓として仙台市長の奥山恵美子氏、東北地区地区長の長谷川吉茂氏(今日庵老分)はじめ東北地区内の役員・会員、東北ブロック内から青年部会員が出席。また、宮城支部支部長の 鎌田文惠氏(特別参事)はじめ宮城支部・宮城青年部の役員・会員、青年部卒業者が集いました。
  宮城青年部は昭和40年5月に鵬雲斎家元(当時)夫妻、千 嘉代子先代家元夫人(当時)を迎えて東北として初めての青年部として発会式を挙行。平成5年からは新青年部体制への移行により経ヶ峰、けやき、晩翠、広瀬、千代、杜、みやぎの、青葉の8青年部体制で活動。その後、平成19年からは青年部組織の見直しにより、みやぎ東、みやぎ西、みやぎ南、みやぎ北の4青年部体制で活動。そして平成25年の青年部新体制移行からは宮城青年部として活動しています。


◇特別講演
  午後3時より、家元による特別講演が行われました。
  家元は「茶の湯を志す皆さん方も、この道に入ろうと思ったきっかけを折に触れて思い返してください」と話され、「振り返ることで自分を知ることができ、原点を確認することが、自分を勇気づけることにつながるのです」と語りかけられました。


◇式典
  午後5時より、勝山館において式典が行われました。
  式典では、結城久仁雄宮城青年部長、鎌田支部長による主催者挨拶に続いて、家元、奥山市長、長谷川地区長の祝辞と続きました。
結城部長 挨拶  鎌田支部長 挨拶
奥山市長 挨拶 長谷川地区長 挨拶


  〈義援金贈呈〉
   記念式典では、2016年4月に発生した熊本地震に対して淡交会宮城支部、宮城学校茶道連絡協議会、宮城青年部、宮城知新会より寄せられた募金が裏千家災害救援基金へ贈られました。
義援金贈呈

◇記念懇親会
  午後5時30分より、同会場にて記念懇親会が行われました。
  結城部長の主催者挨拶に続いて、伊住様の挨拶、佐藤宗秀宮城支部幹事長の来賓挨拶、山本嘉子東北ブロック長による乾杯の発声が行われました。
結城部長 挨拶  伊住様 挨拶

佐藤幹事長 挨拶  山本ブロック長による乾杯の発声


  懇親会中にはジャズの生演奏や宮城青年部会員によるカクテルの実演が雰囲気を盛り上げました。また、当日参加の歴代部長が紹介されるなど現役青年部会員と青年部卒業生が一つになって華やかな会となりました。

カクテルの実演
宮城青年部歴代部長
宮城青年部歴代部長

  終わりに金ヶ崎政伸宮城青年部監事から結城部長へのメッセージが贈られるなど、心温まる閉会の挨拶で懇親会は締めくくられました。
金ヶ崎青年部監事 閉会の挨拶


◇呈茶席
  特別講演会前には、仙台の伝統を趣向とした呈茶席が設けられ参加者に一碗が呈されました。


◇茶会
  3日(日)、裏千家宮城支部研修道場1階に濃茶席(宮城青年部 男性会員担当)、2階に薄茶席(宮城青年部 女性会員担当)が設けられ、青年部会員が若さみなぎる雰囲気で奉仕し、参加者に一碗が呈されました。
濃茶席(宮城青年部 男性会員担当)  薄茶席(宮城青年部 女性会員担当)