青年部関東第一ブロック創立50周年記念大会



  平成30年11月16日(金)〜18日(日)、東京都渋谷区において青年部関東第一ブロック創立50周年記念大会が開催され、千 宗室家元が出席されました(主催:関東第一ブロック 奥山 卓ブロック長)。
  来賓として関東第一地区地区長の本庄八郎氏(今日庵老分・淡交会理事・東京第三西支部名誉支部長)、副地区長の小坂 敬氏(今日庵老分・今日庵理事・東京第五東支部支部長)、加賀美 郷氏(今日庵老分・副地区長・東京第三西支部支部長)はじめ、関東第一地区、関東第一ブロック内青年部の役員・会員、歴代ブロック長の他、ブロック間交流で集った全国の青年部会員等約250名の参加がありました。
  関東第一ブロックは、昭和42年11月に関東地区裏千家青年同門の集いが開催され、翌43年3月に東京宝塚劇場にて東京中央支部青年部発会式と同時に関東ブロックが結成。その後、昭和56年から関東第一ブロックとなり、東京都下で活動を続けています。

◇記念式典
  午後6時より、セルリアンタワー東急ホテルにて開催。
  開会にあたり、奥山ブロック長が主催者代表挨拶。続いて、家元、本庄地区長からの祝辞がありました。

奥山ブロック長挨拶 本庄地区長祝辞

◇講演
  記念式典に続いて、家元の講演が行われました。
  家元は、「先ほどのウェルカムティーの設えは、ハーモニーでした。ハーモニーとは一つひとつの違う音が上手に重なり合うことです。これは私たち人間にも通じるもので個性の違う人たちが集まり、お互いに認め合おうという心が調和(ハーモニー)に繋がります。茶席の中の光や音、道具の取り合わせなど茶の湯にも通じるものではないでしょうか」と語りかけられました。


◇懇親会
  午後7時30分より懇親会を開催。梅谷智子関東第一ブロック副ブロック長の主催者挨拶に続いて家元の挨拶、櫻井宗幸地区委員長による乾杯の発声が行われました。また、歴代ブロック長、他ブロック参加者、第30期・31期L・T出向員、今期卒業者の紹介や新旧役員交代式等が行われるなど、参加者は家元を囲んで、和やかに懇親を深めました。

梅谷副ブロック長挨拶 櫻井地区委員長による乾杯の発声

  最後に、佐々木祐理子関東第一ブロック副ブロック長による挨拶で締めくくられました。

◇呈茶席(ウェルカムティ―)
  開会式前には、呈茶席(関東第一ブロック担当)が同ホテルに設けられ、参加者は心尽くしの一碗を楽しみました。