日本シンガポール友好・世界平和祈念献茶式
シンガポール大統領への呈茶

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献茶式和合の茶会

  平成28年4月13日、日本シンガポール外交関係樹立50周年を記念し、千 玄室 大宗匠による世界の平和を願う献茶式が、シンガポールのアジア文明博物館(Asian Civilization Museum:ACM)にて厳修されました。
  大宗匠筆による「平和祈念」の軸と日本・シンガポール両国の国旗を前に献茶が行われ、続く「和合の茶会」ではSRナザン 前シンガポール大統領、 篠田研次駐シンガポール日本国特命全権大使をはじめとする来賓の方々に濃茶が振る舞われました。ナザン前大統領は「この茶会が日本とシンガポールの平和と安定につながることを期待しています」と述べられました。

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講演の様子デモンストレーション

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  さらに、シンガポールの一般の方々約200名を対象に、大宗匠による記念講演「一碗から平和の心」が開催され、引き続き茶道デモンストレーションが行われました。その後、参加者は振る舞われたお茶を楽しみました。

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  翌4月14日、大宗匠はイスタナ(大統領官邸)にてトニー・タン シンガポール大統領を表敬訪問し、大統領をはじめ大統領夫人、大統領令息夫人、外務大臣夫妻らに一碗を振る舞われました。大宗匠筆の「和敬清寂」の下、大宗匠の点てたお茶を楽しまれた大統領は、自ら茶筅や柄杓を手に取り大宗匠にその扱いを尋ねるなど、終始和やかに過ごされました。

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トニー・タン大統領(左)と大宗匠

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