隆茗会茶会にて懸釜




  平成30年4月22日(日)・23日(月)、石川県金沢市において隆茗会(りゅうめいかい)茶会が催されました。濃茶席を今日庵が担当し、千 宗室家元、伊住禮次朗様、大谷宗裕様が月心寺にて喫客をもてなしました。

  「茶道隆茗会」は加賀藩に仕えた裏千家4代 仙叟宗室居士の遺徳を偲ぶ会で、金沢の茶道家・美術商を中心に構成され、仙叟居士の菩提寺である月心寺にて毎月懸釜をしています。
  この度は今日庵席が設けられました。

  茶会には、淡交会北陸地区の役員・会員、隆茗会役員・会員、金沢今日会の会員らが参席。仙叟居士や金沢にゆかりある道具組で一碗が呈されました。また、心蓮社では奈良宗久今日庵業躰による薄茶席が設けられました。

濃茶席(今日庵担当) 薄茶席(奈良宗久業躰担当)


  23日には同寺にて法要が営まれ、家元が仙叟居士と隆茗会物故会員の霊位へそれぞれ一碗を捧げました。