大和学園「誠心軒」茶室披き




  平成30年1月24日(水)、学校法人大和(たいわ)学園(田中誠二理事長、田中田鶴子名誉学園長)太秦(うずまさ)キャンパスの学舎内に設けられた茶室「誠心(せいしん)(けん)」の扁額(へんがく)除幕式・茶室披きが、千 宗室家元、
伊住公一朗様臨席のもと行われました。

田中理事長 挨拶


  昭和6年の開学以来、管理栄養士や調理師などホスピタリティ分野のスペシャリスト養成の教育に力を入れている大和学園が、京都市の浄水場跡地活用事業者の指名を受けて竣工した新キャンパスで、この春から京都調理師専門学校、京都製菓製パン技術専門学校が移転・開設されます。茶室の命名と扁額の寄贈は家元によるものです。

  家元は祝辞のなかで「食べものを口にするということは、命をいただくということ。他者の命をいただいて私たちは生きています。茶の道が持つ、何事にも感謝をして合掌する気持ちを、この学舎から育つ皆様がこれからも大切にしていただければと存じます」と挨拶されました。



  扁額除幕式に続いて、茶室披きとして越田宗紀氏(淡交会京都東支部参与)による記念の茶会が行われ、大和学園で学ぶ和食・日本料理上級科と和菓子上級科の生徒が点前・お運びを担当。
家元、伊住様は学園関係者と共に晴れの日を祝われました。