JC全国茶道同好会連絡協議会「全国の集い」


  平成28年7月27日(水)、日本青年会議所全国茶道同好会連絡協議会「全国の集い」が開催され、千 宗室家元夫妻、敬史様、万紀子様、伊住公一朗様、禮次朗様が出席されました。
  全国茶道同好会連絡協議会(代表世話人 福井正興氏)は、全国各地の青年会議所(JC)の中で茶道同好会もしくは茶道事業を展開する団体の連絡調整機関で、「全国の集い」は各地メンバーが相集い、研鑽と親睦を深める3年に一度の機会となります。

  宗家茶室の拝観及び、平成茶室での呈茶が行われ、呈茶席では青松会(京都)メンバーがお運びを手伝い、開催地団体として参加者をもてなしました。



  その後、会場を京都ブライトンホテルに移し、家元による講話と懇親会が行われました。
  家元は講話の中で、当日の平成茶室での道具組を例にとって茶の湯のホストとしての心配りを説明され、「外に向かって誰もが納得できるテーマと、その地域だからこそ受け入れられるテーマと、両方をうまく組み合わせることも一つの趣向です。JCならではの異業種交流によって、例えば地元で細々と行われてきた祭りの復興をめざす等、その地にかなった仕掛けをすることも一手です」と、JC各団体の活動へエールを送りました。



  その後の懇親会では、発会予定の茶道同好会や周年を迎える同好会が行事のPRをする時間が設けられる等、終始和やかな会となりました。