大宗匠、静岡・清見寺にて茶会


  平成26年6月20日(金)、静岡市の清見寺にて日韓の親善を願う茶会が催されました。
これは慶長12年(1607)、江戸時代に幕府へ派遣された外交使節団「朝鮮通信使」が駿府において、再興後に初めて徳川家康と謁見した歴史を踏まえたもの。川勝平太静岡県知事が「この記念すべき日に、韓国の代表と徳川宗家の当主へお茶を差し上げることにより、日韓友好の促進を図りたい」と千 玄室大宗匠に要望したことから実現しました。 大宗匠は大陸文化と茶道の関わり等を紹介しながら、李 壽尊駐横浜韓国総領事と徳川宗家第18代当主徳川恒孝氏へお茶を振る舞われました。その後、川勝知事が点前座で点てた一碗を、李 総領事、徳川宗家当主、大宗匠の三名が飲み回しをされる一幕もあり、終始和やかに茶会は進められました。