戻る
無限斎碩叟宗室居士五十回忌
清香妙嘉大姉毎歳忌




  9月4日(水)、無限斎碩叟宗室居士の五十回忌と清香妙嘉大姉の毎歳忌が大徳寺において営まれました。
  裏千家十四代の無限斎碩叟宗室居士は、第二次世界大戦前後の激動の時代に茶道界を支えられ、財団法人今日庵、社団法人茶道裏千家淡交会を設立し、今日の組織を確立されました。また、神社仏閣にて献茶を奉仕されたほか、戦後、海外へも茶道の普及の場を拡げられました。

  午前10時から聚光院本堂において執り行われた法要には、千 玄室大宗匠、千 宗室家元ご一家、伊住家はじめ親族方、裏千家老分・顧問、淡交会理事・監事・顧問、地区長、支部長はじめ全国各地の同門社中の代表や海外協会会員、千家十職など約480名が参列されました。




  はじめに「献茶の儀」が執り行われ、大宗匠が濃茶を、家元が薄茶を謹点されました。その後、聚光院の小野澤虎洞住職を導師に読経。参列者はご夫妻のご遺徳を偲び静かに合掌しました。挨拶に立たれた大宗匠は、「先代の五十回忌を家元とともに催すことができましたことを大変嬉しく存じております。お足下の悪い中多くの皆さまにご参列いただき、心より御礼申し上げます」と述べられました。






  また、追善茶会は大徳寺山内の総見院に今日庵席、芳春院に業躰席、三玄院に直門席の三席が設けられました。


今日庵席 業躰席


直門席


戻る