千 宗室家元、絲原記念館「洗心の路」扁額除幕式に出席




  6月10日、島根県の絲原(いとはら)記念館において千 宗室家元が命名・揮毫された林間散策路「洗心の路」の扁額除幕式が行われ、家元が出席されました。
  「洗心の路」は絲原記念館理事長の絲原徳康氏の発案により、20年間かけて整備され、約300種の山野草と茶花が育成されています。除幕式には庄司尚史山陰地区副地区長、山本茂生島根支部副支部長、奥出雲町長の井上勝博氏はじめ多数の来賓が出席されました。
  式典において家元は「絲原家が400年の歴史をまもりつつ、さらに次の世代に日本のより良きものを伝えていこうとされていることを大変ありがたく存じております。『洗心の路』を訪れる人々に、心とは洗うに足るべき存在なのだと思いおこしていただけるよう願っております」と挨拶されました。




  除幕式後には茶室「庭玉軒」で一碗が呈され、家元はじめ来賓方は心づくしの一碗を楽しみました。