千 宗室家元、京都府特別栄誉賞受賞者へ呈茶


  2月27日、京都府公館において京都府特別栄誉賞贈呈式が行われ、千 宗室家元が受賞者へ呈茶をされました。
  同賞は、京都府の名誉を顕著に高めた方を称えるもので、ノーベル物理学賞を受賞された益川敏英氏、小林 誠氏が受賞。また両氏が研究生活を送った京都大学(松本 紘総長)、益川氏が後進の育成に努めている京都産業大学(坂井東洋男学長)に感謝状が贈呈されました。

  家元が茶室前で受賞者を出迎えられ、「おめでとうございます。本日は山田啓二京都府知事から皆様にお祝いの一服をとのご依頼を受けましてお茶を差し上げることになりました。ひとときではございますか、ごゆっくりおくつろぎいただければと存じます」と挨拶されました。また、知事と相談して、おめでたい、勉強に関わる取り合わせにしたことなどを話され、知事がお軸について説明されるなど、終始和やかな雰囲気に包まれました。