第47回東京冬期講習会 開講
充実した修道の6日間


  3月2〜7日、東京都新宿区市谷の裏千家東京道場において第47回東京冬期講習会が開講され、関東をはじめ東日本全域から裏千家同門66人が受講しました。




  初日2日午前9時より、翔鳳の間において千 宗室家元臨席のもと、開講式が行われました。
家元は挨拶で、「稽古を含めたあらゆる場において、自分の目で見て、自分の身体で覚えることが大切です」と受講生を激励。
  受講生を代表して足立宗町氏(千葉県支部)が誓詞を述べ、早速講習が始まりました。


受講生代表より誓詞





  講習は、基本点前から小習事、四ケ伝、七事式、行台子、真台子まで、基本の所作を繰り返し、「構え」を正し点前に臨む受講生の表情は真剣そのもの。
  さらに、課外講座として、家元、大宗匠による坐学、阿部宗正業躰、石川宗仁業躰による講義が行われました。


大宗匠講話 家元講話


阿部宗正業躰講義 石川宗仁業躰講義





  最終日7日午後3時より、閉講式が行われました。
  受講生を代表して田中宗和氏(東京第三東支部)が修了証を、小関宗昭氏(東京第三東支部)が学校茶道教授者適格証を拝受。高橋宗京氏(群馬県支部)が答辞を述べ、充実した講習を謝しました。
  家元は「この講習会で自分の稽古が進んだと考えるのではなく、稽古に奥深さが加わったと考えて、これからも一人一人のお茶を楽しんでください」との言葉を贈られました。


閉講式