第62回冬期講習会




  平成30年2月24日(土)から28日(水)までの5日間、宗家において第62回冬期講習会が開催されました。

  初日午前9時から行われた開講式では、千 宗室家元が「お一人ずつが自分の命題を意識し、限られた期間内の講習で、まず何を学ぶことによって今後に活かすのかと心しながら臨んでいただければと思います」と挨拶。続いて受講者を代表して坪井宗美氏(浜松支部)が誓いのことばを述べ、早速講習が始まりました。


誓いのことば


割稽古


  講習会では、割稽古から始まり基本点前、小習事、四ヶ伝、行之行台子までの実技講習に加え、
家元講話、千家十職の袋師・土田半四郎氏による課外講座、坐禅などが行われました。


家元講話


土田氏講座 坐禅


閉講式


  最終日午後3時からの閉講式では、家元、千 玄室大宗匠からの挨拶があった後、家元が受講者代表の辻 宗松氏(博多支部)に修了証を、山田宗泉氏(宇和島支部)に学校茶道教授者適格証を授与。最後に受講者を代表して西岡宗聚氏(三重南支部)が講習会を振り返っての謝辞を述べ、5日間の講習が終了しました。


修了証授与 学校茶道教授者適格証授与


受講者代表謝辞