第38回秋期研修会


  平成29年10月4日(水)から6日(金)までの3日間、宗家において第38回秋期研修会が開催され、全国各地また海外からの同門社中39名が受講しました。




  初日は午前9時から茶道会館にて開講式が行われ、伊住公一朗様から宗家挨拶がありました。受講者を代表して野口宗篤氏(東京第三西支部)が誓いのことばを述べ、早速各教場での実技講習に入りました。


誓いのことば


  研修期間中は、今日庵業躰の指導のもと四ヶ伝、行之行台子を中心に充実した内容で行われ、受講者たちは集中して取り組みました。
  また、最終日朝礼では千 玄室大宗匠が道話を行い受講者を激励されました。


受講者を激励される大宗匠


  最終日午後3時からの閉講式では、千 宗室家元が受講者代表の横枕宗美氏(大牟田支部)に修了証を、岡尾宗幸氏(大阪東支部)に学校茶道指導者認定証を授与。続いて家元が「今回は道具との“間合い”や、唐物道具を介しての人間同士の“間合い”を学ぶ研修会でした。三日間で皆さま方それぞれが“納得”した学びを自分の支えとして、これからもこの道をしっかりと進んでいっていただけるよう願っております」と挨拶。受講者を代表して鈴木宗恵氏(いわき支部)が謝辞を述べ、研修会が修了しました。


修了証授与 学校茶道指導者認定証授与


受講者代表謝辞