第26回秋期講習会
さらなる修道に向かって




  10月3〜5日の3日間、宗家において秋期講習会が開講、日本全国から68人の受講生が参加しました。
  千 宗室家元が出席され、3日午前9時から茶道会館において開講式が行われました。
家元は挨拶で「皆さん方は自分で自分の背中を押してここに来られました。ここで経験したことを、今後の自分のお茶を模索していくきっかけにしてほしい」と話され、講習に臨む姿勢を示されました。
淡交会東京第五西支部の梶谷宗里氏が誓詞を述べ精励を誓いました。


受講生代表より誓詞 開講式後、一人ひとり励まされる家元


  開講式の後、受講生は各班に分かれて早速講習。3日間で、基本点前から小習事・四ヶ伝・花月が行われますが、秋涼の爽やかさの中、受講生たちは真剣に基本の所作を繰り返していました。





  閉講式は5日午後3時より。
  家元より、宮城支部の田中宗光氏に修了証を、山口支部の東屋宗文氏に学校茶道教授者適格証を授与。
出席された家元は挨拶で、「3日間ここで一所懸命勉強したことが尊い。それを心の支えにこれからの修道の励みにしていただきたい」とはなむけの言葉を贈られました。
それを受けて、東京第四東支部の中村宗陽氏が答辞を述べ、3日間の講習を謝しさらなる修道を誓いました。


閉講式で挨拶される家元

修了証授与 学校茶道教授者適格証授与