第25回秋期講習会
充実した修道の3日間




秋さわやかな10月5〜7日、宗家において恒例の秋期講習会が開講、全国から52人が受講しました。

  5日、初日の開講式には千 宗室家元が臨席。「自分の足らないところを認識し、生きた稽古となるよう修練してください」と受講生を励まされました。
  浜端宗美氏(高松支部)が誓いの言葉を述べ、早速講習へ。
  その日の夕刻からは、家元が講話。家元は、侘び茶の本意や点前の心構えなど丁寧に説き起こされ、受講生は実技講習の疲れも忘れて聴き入りました。


誓いの言葉 受講生を励まされる家元


家元講話





この講習は3日間で、基本点前から小習事・四ヶ伝・花月が行われ、受講生は自らの修道を確かめるように真剣に取り組んでいました。




  最終日の7日午後3時から家元夫人が臨席されて閉講式が行われ、佐藤宗由氏(香川支部)が修了証を、伊勢田宗喜氏(福岡支部)が学校茶道教授者適格証を拝受。
  倉橋宗紀氏(秋田支部)が謝辞を述べ、講習会を修了。3日間の講習を終えた受講生は清々しい表情でさらなる修道を胸に期していました。


修了証授与 学校茶道教授者適格証授与 謝辞