利休忌
―利休居士の遺徳を偲んで―


伝来 利休居士画像
(長谷川等伯画 乾英和尚春屋賛寫)


  令和2年3月28日(土)、宗家三大忌の一つである利休忌が宗家において内々で営まれました。
  午前8時20分、平成茶室「聴風の間」を式場として開式。はじめに業躰による花寄之式が行われました。




  その後、千 宗室家元が炭手前に続いてお茶湯の儀を厳修。千 玄室大宗匠が四弘誓願を唱えるなか、千 敬史様が利休居士に一碗を供え、宗家方および業躰部は利休居士の遺徳を偲んで静かに合掌しました。




  引き続いて家元が練られた濃茶を宗家方が順服され、続いて業躰・出仕者も相伴しました。