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無限斎碩叟宗室居士
  清香妙嘉大姉 毎歳忌
爽涼の中、遺徳を偲ぶ




  爽涼の風渡る9月7日、大徳寺聚光院において無限斎碩叟居士、清香妙嘉大姉の毎歳忌が執り行われました。
  裏千家十四代家元・淡々斎宗匠は、戦中・戦後にわたり茶道隆盛に尽くされ、社団法人茶道裏千家淡交会、財団法人今日庵の設立など、今日の裏千家組織の基を築かれました。

  法要には、千 玄室大宗匠、千 宗室家元夫妻、明史様、伊住弘美様、納屋宗淡宗匠夫妻、塩月宗芯師はじめ親族方、同門社中らが参列。
午前9時半、大宗匠、家元が一碗を献じられた後、小野澤虎洞師を導師に読経が堂内に響く中、参列者が次々に焼香し、合掌。
  大宗匠が「裏千家茶道が今日こうしてあるのも淡々斎夫妻のご加護のおかげだと、今更に感じ入っております」と挨拶され、参列者らは先々代夫妻のご遺徳を偲び、感慨を新たにしました。


読経される宗家親族方 大宗匠より挨拶


墓前法要


  この日、薄茶席が今日庵席(閑隠席)と志倶会席(三玄院)が懸けられ、手向けの一碗が交わされました。


閑隠席の床荘り



席入りされた宗家方(三玄院席)


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