平成29年丁酉歳 今日庵東京稽古始め |
平成29年 昨年10月27日の三笠宮崇仁親王殿下ご薨去により、京都と同様、今年は恒例の「初釜式」を「稽古始め」として催行いたします。 式場の「咄々斎」には、千家三代の元伯宗旦筆「万里一條鐵」が掛けられました。 午前9時半より始まった第一席には、直門が席入り。菓子・ 千 宗室家元が淡々斎夫妻手造りの重茶碗で濃茶を練り、千 敬史様が正客へ取り次ぎました。また、伊住公一朗様、禮次朗様はじめ宗家方がお運びをされました。 |
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続いて千 玄室大宗匠はじめ宗家方が揃ってご挨拶され、家元は「今年も、茶の湯の正しい心を伝えられるよう努めて参りたいと存じます。皆様にも、同門宗家一体の心をもって、それぞれのお立場でご精進いただきますよう願っております」と述べられました。 |
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「翔鳳の間」に設けられた点心席では、家元夫人、千 万紀子様や夫人方が参席者をもてなされました。 |
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また、東京道場2階に薄茶席が設けられ、参席者に年始めの一碗が呈されました。 東京での稽古始めは1月18日まで3日間にわたって催され、東日本の裏千家社中約1800名が出席予定です。 |