茶道文化教室・基礎講座を開講
―全国より20名の裏千家茶道修道者が受講―


  木々も程よく色付きはじめた好季節に、第117回茶道文化教室基礎講座が11月6日(金)〜8日(日)の3日間、宗家、茶道会館、裏千家学園において開講され、全国から20名が受講しました。
  開講式では主任講師の渡辺宗修今日庵業躰が3日間の講座に向けて受講生を激励。その後、利休御祖堂参拝、呈茶、茶室拝観そして茶道資料館の見学と続きました。午後からは、茶道会館での割稽古、裏千家学園での講義(渡辺宗修今日庵業躰)に臨みました。


開講式


講義(渡辺宗修業躰) 割稽古


  翌7日には裏千家センター内虚心庵において千坂秀学講師の指導による静坐と講義。その後、午前、午後を使って、今日庵業躰による初歩の稽古が行われました。受講生は日頃のお稽古では経験できない宗家ならではの講座に意欲的に取り組みました。


初歩の稽古


初歩の稽古 初歩の稽古


今回の受講生


  最終日の8日は大徳寺の聚光院において利休居士墓参、その後、金毛閣および各塔頭寺院を拝観しました。昼食の後、第117回文化教室は終了、受講生は3日間の講座で得たものを胸に帰路につきました。


聚光院にて 利休居士墓参