茶道文化教室 初級講座を開講


  裏千家では10月3日(土)・4日(日)の両日、「茶道文化教室 第80回初級講座」を宗家・茶道会館・裏千家学園を会場として開催しました。
  3日の開講式では主任講師の後藤宗国業躰より歓迎の挨拶があり、続いて利休御祖堂参拝・茶室拝観・呈茶・実技と、全国から参加した38人はそれぞれの思いを胸に講座に臨みました。


開講式


兜門から露地を通り大玄関へ 呈茶


  始め、少し緊張気味の受講生でしたが、講座の進行とともに、茶道に志す者同士の和やかな雰囲気の中で、各プログラムに向き合う姿が見られました。


実技


  「初歩の稽古」は6班に分かれ、それぞれに業躰講師の指導を受けました。受講生から「業躰先生のご指導をいただき、大変に勉強になりました」との声が聞かれました。


兜門前での記念撮影


  講座2日目には大徳寺を訪問。聚光院では利休居士の墓所に参拝しました。真珠庵、金毛閣、高桐院の拝観・呈茶を経て、昼食後に解散し、第80回初級講座を終了しました。


利休居士墓参


金毛閣前での記念写真


  茶道文化教室「初級講座」は、許状資格に捉われずに裏千家茶道愛好者を対象としています。また、淡交会終身正会員以上の会員が受講できる「基礎講座」もございます。 詳しくは裏千家ホームページ、または淡交タイムスをご覧ください。