茶道文化教室・基礎講座を開講


  6月5日(金)〜7日(日)の3日間、宗家・茶道会館・裏千家学園を会場として「第116回茶道文化教室基礎講座」を開催、全国から35名が受講しました。

【1日目】
  開講式では主任講師の高橋宗健業躰が受講生を激励。続いて利休御祖堂参拝・茶室拝観・呈茶があり、その後実技指導(割稽古)、講義が行われました。


開講式 割稽古


講義


【2日目】
  千坂秀学講師による静坐と講義で2日目がスタート。業躰による講義ののち、各班に分かれて実技指導が行われました。


千坂講師(十牛図の説明) 実技指導


【3日目】
  3日目は大徳寺を訪問。聚光院での利休居士・歴代宗匠墓参、各塔頭寺院を拝観しました。


利休居士墓参 塔頭寺院での呈茶


  受講生からは、「細やかにご指導いただき、大変勉強になりました。この講座で学んだことを糧として、日々の稽古に精進したいと思います」との声がありました。


兜門前での記念撮影


  茶道文化教室は、宗家において茶道の道・学・実を学ぶことができる伝統ある講座で、「基礎講座」と「初級講座」の2種があり、それぞれ春(4〜6月頃)と秋(9〜11月頃)の年2回開講しています。
  今秋開催の文化教室受講生募集案内につきましては、『淡交タイムス』及び当ホームページ「募集案内・お知らせ」欄に7月頃掲載予定です。

【期   日】第80回初級講座 10月3日(土)〜4日(日)

第117回基礎講座 11月6日(金)〜8日(日)
【受講資格】初級講座:裏千家茶道愛好者(淡交会会員でない方も受講いただけます)

基礎講座:終身正会員以上の淡交会会員