茶道文化教室・初級講座を開講
−全国から40人が参加−


  裏千家では4月11日(土)・12日(日)の両日、「第79回茶道文化教室・初級講座」を宗家・茶道会館・裏千家学園を会場として開催しました。
  11日の開講式では主任講師の高橋宗健業躰より歓迎の挨拶があり、続いて利休御祖堂参拝・茶室拝観・呈茶・実技と、全国から参加した40人はそれぞれの思いを胸に講座に臨みました。
  受講生からは「初めてのことばかりで少し戸惑いもありましたが、時間が経つにつれ業躰先生の解説に引き込まれている自分に気づきました。大変勉強になりました」との声がありました。


兜門から露地を通り大玄関へ 呈茶


実技


兜門前での記念撮影


  講座2日目には大徳寺を訪問。聚光院での利休居士墓参、各塔頭寺院の拝観・呈茶を経て、昼食後に解散しました。


利休居士墓参 塔頭寺院での呈茶


  茶道文化教室には、淡交会終身正会員以上の会員が受講できる「基礎講座」と、許状資格に捉われない裏千家茶道愛好者を対象とした「初級講座」の2種があり、春(4〜6月頃)と秋(9〜11月頃)の年2回ずつの開講となります。
  今秋に開講予定の第80回初級講座および第117回基礎講座の受講生募集については、淡交タイムス7月号または裏千家ホームページ「募集案内・お知らせ」
(7月掲載予定)をご覧下さい。