茶道文化教室・基礎講座を開講
−全国から38人が参加−


  5月11(金)〜13(日)の3日間の日程で「第112回茶道文化教室・基礎講座」が宗家・茶道会館・裏千家学園を会場として開催されました。
  開講式では主任講師の寺西宗二今日庵業躰が受講生を激励。続いて利休御祖堂参拝・茶室拝観・呈茶・実技指導(割稽古)と、全国から参加した38人はそれぞれの想いを胸に講習に挑みました。
  受講生からは「点前の基本を改めて見つめ直すことができ、とても充実した3日間でした。」「兜門をくぐって御祖堂にお詣りするという永年の念願が叶いました。」との声がありました。


開講式 呈茶


露地を通って御祖堂参拝へ


割稽古 業躰による講義1
「水屋の心得について」


実技指導


業躰による講義2
「大寄せの茶会について」
静座につづいての十牛図解説
(千坂秀学講師)


  講座3日目には大徳寺を訪問。聚光院での利休居士墓参、各塔頭寺院の拝観・呈茶を経て、昼食後に解散しました。


利休居士墓参 塔頭寺院にて


金毛閣前での記念撮影


  茶道文化教室には、淡交会終身正会員以上の会員が受講できる「基礎講座」と、裏千家茶道愛好者を対象とした「初級講座」の2種があり、春(4〜6月頃)と秋(9〜11月頃)の年2回ずつの開講となります。
  今秋開催の文化教室受講生募集につきましては、淡交タイムスおよび、裏千家ホームページ「募集案内・お知らせ」欄に掲載予定です。