茶道文化教室・初級講座を開講
―全国から35名が参加―


  木々が色付きはじめた秋晴れの好季節、第70回「茶道文化教室・初級講座」が10月23日(土)・24日(日)の2日間の日程にて裏千家宗家・茶道会館・裏千家学園等を会場として開催されました。
  23日の開講式では主任講師の寺西宗二今日庵業躰が受講生を激励。続いて基準点前解説(含、呈茶)・資料館見学・利休御祖堂参拝・茶室拝観・実技指導(初歩の稽古)があり、全国から参加した35人(男性2名・女性33名)は緊張した面持ちで、講習に挑みました。
  ほとんどの参加者が宗家での研修が初めてで受講生からは「知れば知るほどこの道の奥深さに感銘し、歴史とともに今も引き継がれ生きていることを、今回また新たに感じました。」との声がありました。


開講式 兜門をくぐり利休御祖堂参拝


今日庵露地 基準点前解説(呈茶)


実技指導


  講座2日目には大徳寺を訪問。聚光院での利休居士墓参、金毛閣、塔頭寺院の拝観・呈茶を経て、昼食後に解散しました。


利休居士墓参 塔頭寺院を拝観


大徳寺での記念撮影


茶道文化教室には、淡交会終身正会員以上の会員が受講できる「基礎講座」と、裏千家茶道愛好者を対象とした「初級講座」の2つの講座があり、春(4〜6月頃)と秋(9〜11月頃)の年2回づつの開講となります。
  来年度の受講生募集については『淡交タイムス(2月号)』及び裏千家ホームページにて案内の予定です。