大宗匠、大阪そねざきロータリークラブ創立25周年で講演


  平成31年3月6日(水)、大阪市にあるヒルトン大阪において大阪そねざきロータリークラブ創立25周年記念式典が開催され、千 玄室大宗匠が「平和の心 茶のこころ」と題して特別講演をされました。



  大宗匠は、「同志社で学んだキリスト教の教えと、海軍で鍛えられた何物にも負けない、どんな苦境に立たされても前を向く強い精神、そして、青年会議所とロータリークラブ(以下、RC)で培った奉仕の心が今日の私を支えています」と、自身の生い立ちや64年間のRC活動を振り返り、「人間は欲や我を捨てられないものですが、少しでも善人になるために心を磨き、努力することが肝要です。お茶の世界もRCにも差別区別ありません。『みんな一緒だよ』という気持ちを持って、譲りあう心、信じ合う心、許しあう心を養っていきましょう」と締めくくられました。
  また、講演会の前後には大阪そねざきRC会員である三好宗恵氏(淡交会京都南支部)と有志による呈茶席が設けられ、RC会員や講演会参加者は一碗を楽しみました。