立命館小学校ご講演




  平成30年11月14日(水)、千 宗室家元が京都市北区の立命館小学校において5、6年生児童と保護者を対象に講演をされました。
  立命館小学校では、児童が豊かな感性を醸成する機会として、授業やアフタースクールにて茶道、作陶、お琴、日本舞踊、能楽などを学んでおり、今回の特別講演会は「他人を思いやる心・感謝する心を育むこと」を目的として、同小学校・保護者会の共催により開催されました。
  家元は「あいさつ、してますか? できますか?」と題して講演。「挨拶とは、相手の存在を認め、感謝することから始まります」と話され、「人はひとりで生きていくことはできません。相手の悲しみを自分の悲しみとして理解できる大人になってください」と子供たちに優しく語りかけました。



  講演会後、家元は6年生図工「黒織部茶碗づくり」の授業を見学されました。




◇呈茶席
  点前をアフタースクールの児童が担当し、保護者も協力して呈茶席が設けられました。
  お菓子は、5、6年生全員からデザインを募集し、最も優秀な作品が使用され、また、茶碗は児童が授業で作陶した黒織部茶碗、赤津志野茶碗が用いられました。




優秀賞(末富製)